| 札幌中央労基署関係情報 |
札幌中央労働基準監督署
(札幌中央)
[中央区、北区、南区、西区、手稲区、石狩市、厚田村]
掲載している情報は、北海道建設新聞記事より御提供頂いています。
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| 7月の事故 |
| 死亡含め210人が被災 |
| 札幌中央、同東の両労基署は、ことし1−7月末の労災発生状況をまとめた。全産業では死亡7人を含め1,182人が被災。このうち建設業では前年同期より20人多い210人が被災した。 7月の傾向として中央署管内ではローリングタワーからの転落、東署管内では丸のこなど木材加工機械による事故が目立った。 1−7月末の休業4日以上の建設業労災の内訳は、土木が38人(前年同期50人)、建築103人(同88人)うち死亡1人、木造建築50人(同41人)うち死亡1人(同2人)、設備19人(同11人、うち死亡2人)。土木で減少傾向にあるものの、建築を筆頭に木造建築、設備でも増え始めている。 労基署別では、中央署が死亡1人を含めて計95人。内訳は土木15人、建築49人、木造建築22人、設備9人だった。 7月の労災事例は、中央署で建築現場で作業員2人がローリングタワーに乗り作業していたところ、すれ違う際に安全帯をかけていた手すりのロックが浅かったため抜け落ちて手すりごと転落。また、ローリングタワー上部にはみ出す形でブラケットを設けて作業していたが、下部のアウトリガーのストッパーが掛かっていなかったためローリングタワーが転倒し作業員も転落した。 死亡事故につながりかねない事例として、パネル工法の住宅で壁のパネルを立て込み、ドア上部の梁を設置しようとして立て込んだパネルの上を歩いていてバランスを崩し転落。頭部を強打し脳挫傷となった。 両労基署では基本となる安全行動ができていないために事故につながっていると指摘。脚立など足場の使用徹底、ローリングタワー使用者には安全施設を不完全な状態のまま作業を終わらせることのないよう呼び掛けるよう求めている。 |
| 8月の事故 |
| 建設業は245人が被災 |
| 札幌中央、同東の両労基署は、ことし1−8月末の労災発生状況をまとめた。全産業では死亡7人を含め1,405人が被災。このうち建設業では前年同期より19人多い245人が被災した。8月の傾向として両労基署とも足場や脚立、ローリングタワーからの墜落・転落事故が目立った。 1−8月の休業4日以上の建設業労災の内訳は、土木が48人(前年同期62人、うち死亡1人)、建築115人(同102人)うち死亡1人、木造建築57人(同49人、うち死亡2人)うち死亡1人、設備は25人(同13人、うち死亡2人)。8月は土木で10人、建築12人、木造建築7人、設備4人が被災し、先月に比べ建築のほか減少傾向にあった土木でも増え始めている。 労基署別の累計は、中央署が死亡1人を含めて計108人。内訳は土木20人、建築52人、木造建築25人、設備11人だった。 8月の労災事例では、中央署が脚立や脚立に板を渡した足場、ローリングタワーなどの事故が先月だけで12件発生。大半が1−3メートルほどの低位置から墜落・転落している。2メートル以上で通常の足場が組めない場合には親綱を張って安全帯を掛ける。また、脚立に渡す足場板を広く設ける必要性があるものの、不安定な場所で安全措置を軽視した高所作業などに事故が集中しており、同署では安全な作業手順の順守を呼び掛けている。 道労働局では昨年の建設業の死亡災害で墜落・転落事故が全体の約半分を占めることから9月から12月末までを「チャレンジ!墜落ゼロ」運動期間として建設業における墜落転落災害の防止を最重点に位置付け事故防止対策推進に取り組んでいる。両署でも管内の発注機関や関連団体に工事追い込み期の労災防止啓発文書の送付を予定。各現場にも直接送付し、運動の周知徹底を図っていく考えだ。 |
| 9月の事故 |
| 死亡2人含め296人被災 前年比で23人上回る |
| 札幌中央、同東の両労基署は9月末の労災発生状況をまとめた。全産業では死亡14人を含め1,617人が被災。このうち建設業では死亡2人を含め296人が発生し、前年同期と比べ23人増えている。工種別では建築が他の工種から飛び抜けて多いが、木造建築や設備も徐々に増加傾向にある。 休業4日以上の建設業労災は、土木が66人(前年同期76人、うち死亡2人)、建築136人(同120人)うち死亡1人、木造建築67人(同60人、うち死亡3人)うち死亡1人、設備27人(同17人、うち死亡2人)。発生件数は建築が飛び抜けて多いが、木造建築、設備でも足場や低位置からの墜落・転落が多く増加傾向にある。 労基署別の累計は、中央署では死亡1人を含め計127人。内訳は土木25人、建築59人(うち死亡1人)、木造建築29人、設備14人だった。 9月の労災事例では、両労基署で墜落・転落事故が目立っている。 中央署では板金職人がコーキング作業中に足場から屋根に飛び移ろうと7.8メートル下に墜落したが資材がクッションとなり軽いけがで済んだ。移動式のクレーンの無資格運転でトラックの積み荷を足の上に落とし骨折し、休業3カ月。ローリングタワーの組み立て作業中にも4メートルの高さから墜落している。 特に中央署では建設工事現場で第三者の死亡事故が発生し、調査中としながらも飛来・落下の危険性のある現場では立ち入り禁止措置を講じるか飛来・落下対策を十分に施すよう求めている。 また、11月は振動障害防止対策推進強化月間としてチェーンソー、コンクリートブレーカー、タンピングランマーなど建設工事にかかわる振動障害の予防策を講じるよう要請文を札幌中央、同東の両労基署連名で関係機関へ発送することにしている。 |
| 10月の事故 |
| 建設業350人被災 軽微な事例増える |
| 札幌中央、同東労基署に報告されたことし10月末の労災発生状況がまとまった。それによると全産業で死亡16人を含む1,852人が被災、このうち建設業は死亡2人を含む350人が死傷している。10月は中央署で25人、東署で29人が被災し、ことしの月別災害発生でワースト2の記録。グラインダーやくぎ打ち機による切傷や脚立、足場などからの墜落による軽微な労災が全体の数字を引き上げている。 1−10月の休業4日以上の建設業労災の内訳は、土木が75人(前年同期は91人うち死亡1人)、建築は160人うち死亡1人(同145人)、木造建築77人うち死亡1人(同70人うち死亡3人)、設備38人(同19人うち死亡2人)。土木では減っているが、建築と設備で増えている。 労基署別にみると、中央署は死亡1人を含め152人が被災。内訳は土木30人、建築73人(うち死亡1人)、木造建築33人、設備16人。 10月の事故事例は、中央署管内で鉄骨建て方中に5メートルの高さで部材に親綱を掛けて5メートルの高さで作業していたところ部材が外れて墜落。ろっ骨や足の骨を折り休業6カ月。鉄骨本体に部材を仮止めしていたのに気付かず荷重がかかり脱落した。立体駐車場の現場では車両が入るパレットの上で作業していたところ、作業員がエレベーターのカウンターウエイトに挟まれ大腿(たい)部骨折。同署では立体駐車場のパレットは人用エレベーターとしての規格を満たしていないため、作業する際はタラップなどを利用するよう呼び掛けている。 両署では12月上旬にも災害防止団体連絡協議会を東署で開き、追い込み期の事故撲滅を呼び掛けていく意向だ。 |
| 11月の事故 |
| 建設業で399人被災 死亡3人含む |
| 札幌中央、同東労基署の11月末の労災発生状況がまとまった。全産業では21人の死亡を含め2,087人。このうち建設業では前年同期比15人増の399人が被災している。死亡災も11月に下水道工事で1人発生し3人となってしまった。建設業の労災は一時的に上がった1996年を除き減少傾向が続いてきたものの、ことしは11月末で400人に迫るペースで発生している。 休業4日以上の建設業労災は、土木が90人うち死亡1人(前年同期113人うち死亡1人)、建築179人うち死亡1人(同179人)、木造建築97人うち死亡1人(同73人うち死亡3人)、設備33人(同19人うち死亡2人)。比較的規模の大きい土木や建築に比べ、規模の小さい木造建築や設備で大幅に増えている。 労基署別にみると、中央署は死亡1人を含め175人。内訳は土木37人、建築81人うち死亡1人、木造建築39人、設備18人。 事故事例では、汚水桝設置工事で暗くなりかけた時間帯にドラグショベルのオペレーターが同ショベルのヘッドライトで日報を記入していたところ、ダンプがバックしてダンプの荷台とドラグショベルのタイヤに挟まれ死亡。札幌東労基署で調査を継続している。 小型移動式クレーンで管をつり上げた際にオペレーターが重機を降りて確認後、再度運転席に乗り込んだ時に安全チョッキが操作レバーに引っかかりクレーンが移動。管設置の作業員が振られた管に当たりろっ骨を折った。マンション現場では足場解体とコーキング作業を同時に行った際に、やり残した部分のコーキングを行うためベランダの手すりに立ち上がったところ二階から転落。外傷性くも膜化出血で休業2カ月に―など。 建設業の労災は92年から徐々に減り続け、一時的に上がった96年を除き順調に推移してきた。しかし、このままのペースでは上昇傾向に転じてしまう―と危ぐされている。災害ゼロから一歩進んだ「危険ゼロ」へ意識を転換するよう両署では呼び掛けている。 |
| 平成14年まとめ |
| 死亡4人含め457人 建設業 昨年1年間の労災 |
| 札幌中央、同東の両労基署管内の昨年1年間の業種別労災発生状況速報値がまとまった。それによると全産業では死亡26人を含め2,324人が被災。建設業では死亡4人を含め457人。2000年の確定値より70人(うち死亡は半減)少なかった。労基署別にみると中央署は1989年から13年ぶりに死亡災1人にとどまった。また、休業者数も86年に札幌中央と札幌東に労基署が分かれて以来初めて200人を割り込んでいる。 全産業に占める建設業の発生比率は前年の19.1%から19.7%へ0.6ポイント増加し、製造業と同じ割合となった。 両労基署管内における建設業の年間労災発生状況は97年が712人(うち死亡8人)、98年が578人(同7人)、99年が537人(同9人)、2000年が527人(同8人)、01年が486人(同8人)と推移してきた。 昨年の死亡災4人をみると、旭川から札幌の現場に向かう途中、道央道で追突事故の手前に停車していたトラックにワゴン車が追突し1人が死亡、2人が重軽傷を負った。住宅現場の基礎工事では掘削した法面に脚立を立て掛け後ろ向きで降りる途中、3段目が転落し下にあった鉄筋が被災者の足に突き刺さり出血性ショックで1人死亡した。 汚水桝設置工事では暗くなりかけた時間帯にドラグショベルのオペレーターが同ショベルのヘッドライトで日報を記入していたところ、ダンプがバックしてダンプの荷台とドラグショベルのタイヤに挟まれ1人死亡。12月中旬の吹雪の日には資材置き場から現場へ向かう相談を携帯電話でしていたところバックしてきたトラックにひかれ1人死亡している。 工種別の発生状況をみると両署合わせて、土木は前年比32.6%減の99人、建築は同6.6%減の211人、木造建築は15.7%増の103人、設備は83.3%増の44人だった。土木の大きな落ち込みは公共事業減少の影響などとみられている。一方、建築200人台、木造建築でも100人台など建築工事での労災が高い比率を占めている。 昨年12月の労災発生は、中央署が土木1人、建築12人、木造建築2人、設備3人の計18人。東署は土木が死亡1人を含め8人、建築20人、木造建築4人、設備8人の計40人。中央署によると「12月は大きく重い労災は特段なかった」と説明。現場での死亡労災が発生しなかった点や建設業の労災が200人以下に抑えられており「3月末の確定数値まで予断は許されないが、各種団体や事業所単位での取り組みが実を結んだ」と大きく評価している。 一方、東署では「死亡災は例年より若干少なく推移している。しかし、休業災ははしごや脚立、足場からの墜落事故など依然として従来型の事故が多数を占め、増加につながってしまった」と語っている。 |
| 平成14年確報 |
| 昨年1年間の建設業労災確定値 札幌中央は206人(前年比19人減) |
| 札幌中央、同東労基署の2002年建設業労災発生状況(休業4日以上)の確定値がまとまった。札幌中央署は死亡1人を含む206人で前年比19人の減少。特に札幌中央署の死亡1人は交通事故が原因のため実質的には死亡労災はゼロに等しく、同署では各種団体や事業所の取り組みを高く評価している。 建設業労災の内訳は、札幌中央署で土木が39人(前年66人)、建築が死亡1人を含め99人(同99人)、木造建築が47人(同52人)、設備が21人(同8人)。 札幌中央署の総労災発生件数は一昨年の225人から19人も減少。特に土木が27人、木造建築が5人の減少となったが、設備で13人も増加した。交通死亡災は旭川から札幌の現場に向かう途中、道央道の滝川付近でトラックにワゴン車が衝突。後部座席に同乗していた被災者が死亡したもの。 両署では03年に入ってからも歩道用ロータリー除雪車の誘導員がロータリーのオーガーに巻き込まれた死亡災が発生しているほか、土木で増加の兆しが見られることから、年間計画やアクションプログラムなどを実践し事故防止に取り組むよう各種団体や事業所に呼び掛けている。 |
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